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マイクです。最近次のようなメールをもらいました。
僕は現在18歳で高校卒業後はアメリカの大学に留学しようと考えています。
中学から英語をサボってきたので英語力が足りず条件付き入学制度を利用する事にしました。
僕は中三から英語を完全にサボってきたので高校の文法や、語彙には全く自信がありません。つまり普通の高校三年生よりかなりレベルが低いのに留学しようとしているわけです。
留学を決意したのも去年で、英語学習は去年の夏から色々と試行錯誤してきましたがあまり成果の実感がなく、結局中二までにやった事を思い出した程度だと思います。
「英語かけこみ寺」に「一番よい方法は、毎日仕事もしないで朝から晩まで勉強すると、3−4ヶ月で一カ国語が読んで書いて話せるようになります。」とありますが、僕は是非これを実行してみたいと思っています。
僕が行くのはアラバマ州で、日本人も少なく努力次第では1日中英語に浸れる環境だと思います。ただ具体的に一日中何をしたらいいのかわからないのでご指導いただければと思います。
もともと驚くほど根気が無いので、毎日少しずつと思っても続きません。これをいい機会にキチガイになろうと思っています。アドバイスよろしくお願いします。
かなり深刻な内容ですが、今度こそ英語をものにしようという意欲が感じられ、好感が持てます。本日は中学のレベルもない超初心者の英語勉強法について展開してみたいと思います。
「超初心者の英会話勉強法」でも書きましたが、中学の教科書から復習するのが早道です。
教科書がない場合は参考書でもかまいません。気をつけなければならないとことは、わからないところがあった場合、必ず解決することです。特に問題集をやるとなぜ答えがそうなるのか超初心者の方はさっぱりわかりません。I love you. が正しくてMe love you.はどうしていけないのか、You are my friend.はいいが、You is my friend.ではなぜダメなのか。
そのうち過去形とか未来形とか、進行形とか出てくると「助けてくれーっ!」と言いたくなりますね。やっとこれがわかるようになると今度は関係代名詞とか関係副詞とか、接続詞とか不定詞とか、お化けみたいな言葉が次から次へと出てきます。
わからない状態で進んでいくと完全にパニック、1ラウンドか2ラウンドでノックアウトとなります。
したがって誰かに教えてもらって疑問は解決し、次に進まなければなりません。これがもっとも重要です。
ほとんど中学の英語も忘れている人でも一年の教科書から始めて30時間もすると不思議なことに問題が少しずつ解けるようになり、やさしい問題ですとたまに7割とか8割できたりして嬉しくなります。
自分は絶対に英語はダメだ、特に文法はダメだと思っていた人が少し開眼したような気になります。こうなるとしめたものです。
中学生の文法はわかるようになったらお奨めの本があります。「英文法講義の実況中継(上)(下) 山口俊治 語学春秋社」です。
この本はもう30年くらい受験英語のベストセラーを続けていますが、その理由は読んでわかりやすく面白いからです。
筆者も今でもたまぁに読んでいます。
単語ですが、面倒でも必ず辞書を引き、単語帳に記入します。単語は覚えたそばから片っ端から忘れていきますが、気にしないことです。
私の教えた人で面白い人がいました。この人は厚いバインダー式のノートにaからzまでルーズリーフ式に記入しました。つまりbから始まる単語が出てくるとbの欄を見ますから、前に調べた単語はそこに載っているわけです。
一つのレッスンは何回も繰り返して音読することも大切です。結局、言葉というものは読み、書き、話すという繰り返しから覚えていくもののようですし、ネーティブスピーカーが語彙を増やしていくのも同じような方法をとっています。
中学の教科書をもう一度やるのはいやだという人に別な方法を提案してみましょう。ただしこの方法は中学の英語もある程度は覚えている人でないと効果はありません。
テンプル大学など、アメリカの大学の英語集中講座で使用されていたこともあり、Steven J. Molinskyという人が著したSide by Sideという文法書があります。これは中学レベルの文法を問題形式で繰り返し、繰り返して勉強することにより自然に文法を覚えてしまうという工夫がされています。
またノバなどの大手英会話スクールで使用されていたAmerican Streamlineというシリーズがあり、超初心者向けはDestinationという本です。
この二つともカセットあるいはCDが別売りになっていますのでそれを買えばアメリカの大学や英会話スクールに行かなくても独学ができることになりますが、英語の学習はそんな甘いものではありません。前に言いましたように独学できる人はある程度中学の英語を覚えている人です。
さてこの中学の教科書をやりながら副読本を読むことが英語に慣れる近道となります。副読本というと難しそうですが、超初心者の場合は童話でいいと思います。イソップ物語やグリム童話など、大手書店の洋書売り場に行くといろいろ陳列されていますから、自分のレベルに合ったものを買って毎日読むことですね。
この場合、気をつけなければいけないことは一ページに分からない単語がたくさんあって何度も辞書を引かなければいけないものは避けたほうがいいと思います。
勉強が好きな人は別ですが、辞書を何回も引くのは誰でもつらいものです。
アメリカの書店ですと、あたりまえの話ですが、選ぶのが大変なほどやさしい英語で書かれたさまざまな読み物が売られています。
会話については先ほど述べた「超初心者の英会話勉強法」を参考にしてください。ではご成功を祈っています。
Good luck!
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