英検2級位のレベルです。このレベルからは以前のように簡単に力がアップしなくなります。自分の意志は十分相手に伝わり、相手の言うこともよくわかって商談なんかもできたりして、ずいぶんうまくなったものだと得意になっていたら、内容が変わったり相手が変わったりすると今度は全然わからなくて、落ち込んだりと、落差の激しい段階です。
でも飲んだり、食べたり、遊んだりするには困りませんから、この段階で外人の異性との交友を広げていく人もけっこういますね。英語を母国語としない外国人とは、けっこう対等に話がすすむのですが、ネーティブスピーカー(native speaker)とだと、とたんにダメという人も多いですね。田舎の英語だといいのだが、本場の英語はダメなんて言っている人もいます。
職場では外国人との接触はないという人は、英会話スクールに一週間に一度くらい行って実践するのもよいでしょうし、町で話しかけたりして練習するのもよいでしょう。道がわからなくて困っているような人がいたら、Do you need a help?(何かお手伝いしましょうか)とか言って助けてあげれば相手も喜びます。観光コースにいって無料ガイドをやって練習している人もいますね。筆者も昔はこれで食事はごちそうになるわ、チップまでもらうわといい思いをしたことがずいぶんあります。
生まれてはじめて赤坂の高級クラブや築地の高級料亭に行ったのも、このたかりの構造なんですよ。ところが失敗したこともあります。ディナーはフランス料理とかっこよく最高級レストランに行ったまではよかったのですが、正式なフランス料理は何しろはじめてでメニューなんかはまったくわからなかったのです(今でもよくわからないんですがね)。メニューは一品料理が今の貨幣価値で8千円とか1万円で、ワインは一番安いのが3万円とかでメチャクチャ高いし、困ってしまいました。相手のイタリア人は会社社長で慣れていますから、さっさと決めて待っていますし、「エビのカクテル」とかなんとかいうのが、4千円位だったので、これだったら相手にあんまり負担にならないと思って、ウィスキーの水割りとそれにしたんです。おなかは十分にすいていますし、どんなものがでてくるかと楽しみにしていたら、でてきたものはほんとにカクテルグラスにエビが少しあるだけでビックリしてしまいました。つまみにはならないし、おなかの足しにもなりません。相手が豪華な料理を食べているのをうらやましそうに最後までながめながら、あーあ、よく聞いて注文すればよかったと後悔しました。英語だけわかっても他のことがわからないと、このような失敗をしてしまいますよね。
話がまた横道にそれましたが、海外旅行や海外語学研修が本当に生きるのはこの段階からですね。船旅なんかでは(アメリカからも短期のものがでています)、イヤでも乗客同士が仲良くなりますね。
語学研修ですと、アメリカの各大学で2,3週間の短期語学研修プログラムが手頃な値段で提供されていますから、時間とお金がある人は利用するのもよいでしょう。短期でも寮にも住めますし、ホームステイもできますので、まだ若くて将来英語の道を目指す人にはすすめられます。
このレベルでは微妙な表現ができません。それと語彙(vocabulary)が不足しています。
すすめられる教材は英字新聞ですね。読み方なのですが、辞書に当たりながら例えばアメリカの大統領選挙などにトピックをしぼりこんで英字新聞を読み続けると、繰り返しの効果がでて語彙が増えていきます。その上でCNNやABCのニュースを連動して聞くようにすると、内容がよくわかっていますし、語彙もわかっているのが多いのでヒヤリングも楽にできたりして嬉しいものです。
ネーティブスピーカーのスピードについていくには、英文を早く読む訓練をする必要があります。この目的のためには比較的やさしくて面白い小説を読むのがよいでしょう。いまはやりのシドニーシェルダンの原作は、平易な英語で書かれています。辞書をひきながら読むとつまらないですから、筋がわかる限りは、辞書はひかなくてよいと思います。翻訳版も買ってきてわからないところだけ日本語で確かめてもよいですね。ただしシドニーシェルダンの翻訳版は超訳とかいわれていて正確な翻訳はされていませんが、それでも参考になります。それから辞書ですが、必ずしも英英辞典を使う必要はないと思います。筆者は英英辞典を今まであまり使っていません。
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