なつかしいって英語で何て言う?なつかしいって英語で何て言う?
Hello, everybody!

本日は読者の方から大変面白い質問がきましたので、それを取り上げてみたいと思います。
その質問の内容は「なつかしい」という日本語の表現を英語でなんと表現するかということです。これが実は難しいんですね。この質問をされた方は英語がけっこうお上手な方だと思います。
まず結論から申し上げますと、「なつかしい」とまったく同じように使える英語はどうもないようです。一般的には brings back memories というような表現が対応するようです。

次にその方の質問に具体的にお答えするかたちで展開してみましょう。

質問: たとえば街で何年かぶりに学生時代の級友にばったりあったとき、同窓会などで昔話に花が咲いたりしてひととおり盛り上がったあとで「あー、あの頃なつかしいなぁ..」なんて必ず誰かがポツリと言いますよね。

答え: We yearn after those old days.が一番近いでしょう。ただ筆者の体験では昔話がでてもこのような言い方はでてこないですね。もっと具体的なんですね。

質問: また、引越しなどで自分の持ち物を整理しているとき、思い出の品や写真などが出てきたときに、「わーっ、これ、なつかしいなぁ..」「ほんとだ。」といった会話は英語だとどうなるのでしょうか。

答え: "Wow, this brings back old memories." "Yes, it certainly does."となると思います。

質問: 英語のラヴ・ソングや古いカントリー・ソングなどではよく"good old .."とか "my dear old.."等の形容詞的な表現がありますが「なつかしい」と言う自分の感情をもっと日本語のニュアンスに近く表したフレーズがあれば教えて下さい。

答え: おっしゃる通りですね。「なつかしいわが家」は one's sweet old homeと言いますし、昔が懐かしい」は I long for the good old days.と言えるでしょう。
ところがこれが「君、山口君じゃない、なつかしいねぇ!」となりますと、"Isn't it you, Mr. Yamaguchi! It's so nice to see you again."というふうに「なつかしいね」が、きえてしまいますね。つまりこれだけ言語上の文化的違いがあるということだと思います。

今度は逆に英語にはあるけれども日本語にはそれと同じようなぴったりとした表現がないという言葉にI miss you. などで使われる"miss"というのがあります。
"I miss you."ですと「あなたがいなくてさみしい」となんとか近い表現ができます。同僚がやめるので "We'll miss you." と言えば「あなたがいなくなるとさみしいわ」と英語に近い表現がありますが、やめていく人が "I'll miss you, too."と言います。これも「あなたがたと会えなくなるのでさみしいよ」とずいぶん長ったらしい言い方になってしまいます。会いたかったら会えばいいじゃないかですって! そういう問題じゃなくて、彼らはこの表現に万感をたくしているんですよ。

これが "I'll miss the office." になると訳としては「会社にこられなくなってさみしいなぁ」であっているかも知れませんが、日本人はこのような表現はしませんね。
"I'll miss Japan."となると「日本から離れたら日本のことをなつかしく思い出しますよ」と「なつかしい」という言葉を使って訳したほうがピッタリした訳かもしれませんね。
ちなみに異性から "I'll miss you." と言われたら愛の告白をされている場合もありますので、注意しましょう (あっ、喜びましょうですか)。

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This page was written by Mike Sakamoto.
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