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数人の読者の方からトフルやトイックで短時間に長文を読む能力をどうやって養うかという質問がきています。つまり中級以上の読解力をどうやって向上させるかということだと思います。
一つは語彙を増やす努力をすることです。二つ目は相当な時間を割いて多読をすることです。英文を読む時間を生活の一部とすることですね。アスレチッククラブのトレーナーが言ってますが、筋肉や体力をつけたり、運動してやせたりするには、運動を生活の一部としなければいけないそうです。
これと同じで英語も中級以上になりますと、生活の一部にして毎日一定の時間やるようにしないと上達しません。それでもその成果がなかなか見えません。
筆者も昔の話ですが、英語ができるということである会社に入りました。まだ若いのに英語ができる者がその会社で筆者も含めて二人しかいなかったものですから、英語に関する仕事はすべてまわってきます。手紙、カタログを英訳する、海外のお客様がきたら通訳するとか、責任ある仕事を英語でこなすのですが、いまひとつ不満なのです。
まず微妙な表現をピタッと決められない、英文の手紙を書くのに時間がかかりすぎる、翻訳した英語が本当に外人にわかるのだろうか等です。
そこでもう一人の英語のできる者と昼休み時間を利用して毎日原書の勉強会を始めたりしました。ところがその効果が全然見えないんですね。
今から考えるとよくわかるのですが、その程度の努力ではダメなんですね。
ある語学バカの男性がいまして結婚したのですが、結婚した後も勉強に夢中で食事以外には部屋から出てこないので、甘い新婚生活を夢見ていた相手の女性はがっかりしたそうです。
このようなきちがいみたいなことをしますと、目に見える効果がでます。筆者の場合もある時期、一週間のうち土日を含めて三日間位、朝から晩まで原書を読んでいたことがあります。
こんなことを一年くらい続けますと読むスピードが速くなり、シドニィ・シェルダンみたいな比較的やさしい英語で書かれている原書ですと一日で読めるようになり、うれしくなったりします。
ところが原書が少し難しいものになりますと、一週間かかっても終わらないということで、またまた自分の能力に失望するわけです。こんなことを繰り返しますと、読むスピードは速くなります。
最近の筆者はきちがいは、やっていませんが、それでも寝床、トイレからこたつのそばまでいつも2,3冊の原書が置いてあるので、わがベターハーフ(better halfで妻とか恋人で自分のパートナーの意味)が「片づかない」と愚痴っています。
参考に申しますと、かなり多忙ですが、それでも平均して一週間に一冊の原書は読んでいます。筆者の現在の勉強方法をご紹介しますと、好きなテーマ(現在は聖書です)は、アメリカのインターネット書店アマゾンで注文し、小説は外人スタッフから借りたものをてあたりしだいに読み、コンピュータ関係は大手書店で売っているアメリカの雑誌を読むようにしています。
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