マイクです。
読者から次のような質問がありました。
私はアメリカ人に対して苦手意識を持っています。というのも大学1年生のときに、アメリカ人(白人)男性に話しかけたのですが、語彙も少なくたどたどしい
会話だったためか、すぐに無視されてしまいました。
その男性は、日本人女性に対しては積極的にアプローチしていたので
なおさら惨めに感じてしまいました。周りの欧米人の男性はおおむね似たような傾向にあると思います。それ以来英語はある程度勉強して去年はTOEICで
815点をとりましたが、
正直会話力まで伸びたとは思えません。
もし、これから海外に出たときにこのような事態があるかと思うと怖くてたまりません。実際のところ欧米人の男性というのはアジア人の男性に対して偏見を
持っているのでしょうか?
また、会話力が多少なくても、カタコトのやり取りで一生懸命頑張ればコミュニケーションは成立するのでしょうか?とくに相手が男性のとき仲良くなれる方法
なんてあるのでしょうか?お答えいただけると幸いです。
この読者の方には失礼ですが、とても面白い質問です。それにしてもこの話しかけられたアメリカ人は失礼しちゃいますねぇ。日本人女性に対しては積極的にア
プローチしていたと聞くと余計に腹が立ちます。でも筆者も以前に同様の屈辱を味わったことがありますから、悩む必要はありません。
私の場合は反対に女性に話しかけて警戒されたこともありますよ。
さて苦手意識ということですが、これは持っていていいと思います。私自身やはり持っていると思います。
私の持つ劣等感をお話します。金髪の美人なんか見るとやはりいいなと思いますし、リチャードギアみたいに中年男性でもかっこいいですよね。あの真似は日本
人には出来ないと思います。
反対にアメリカ人も日本人に対して劣等感や苦手意識を持っている人も多いと思います。特に日本語を学んでいる人に多いですね。以前に私が旭川でアメリカ大
学の分校を誘致した話はホームページでも書いていますが、このとき、私の部下のアメリカ人は日本人女性が大好きでアメリカ人女性は鼻にもひっかけません。
とうとう同じく私の部下だった日本人女性と結婚したそうです。
アメリカ人はイギリス人と、また特にフランス人に対してコンプレックスを持っています。フランス人はアメリカ人を心の底では軽蔑している人がいますが、こ
のような人でも日本的な文化に対しては劣等感を持っている人がいます。
アメリカでは黒人が大統領選挙に出馬するということが話題になっています。白人は今でも黒人を軽蔑している人が多いのも事実です。私のお付き合いしていた
中年女性はThey are animals.と公言していました。
その黒人ですが、今度は日本人や東洋人をバカにする人がいるの事実です。ところが面白いことに黒人同士が「あいつのほうが俺より黒い」と言って同じ黒を比
較しているときがあるそうです。
ここまで書くとお分かりのようにいかに人種差別やそれについての偏見がバカバカしいことかがわかっていただけたと思います。「マイクの一言」や「英語かけ
こみ寺」でも書いていますが、私の欧米人で友人になった人は紹介ではなく、ほとんどが日本であるいはアメリカで声をかけて仲良くなった人ばかりです。
今でも強烈な印象が残っている人のうち日本で話しかけて仲良くなった人を列記してみましょう。
D. G & I. G.:
ドイツベルリンオペラの団員、私の家庭に来てもらってすき焼きをごちそうする。私がベートーベンを好きになったのはこの人たちの影響が大きい。
P. E.:
フランス人で映画監督、日本では彼のおごりで大学生のときに高級料亭に行けた。はじめてパリに行ったときはボルドーからわざわざパリまで恋人と一緒に来て
くれて、クレージーホースなどのクラブなどあちこちに連れて行ってもらった。ちなみに彼は英語ができず、私のフランス語は拙いものだったが、一生の思い出
になった。パリで撮ってもらった仮装をした私の写真は今でも大事にとってある。
J. M.:
アメリカ人で大学教授兼コンサルタント。私がサラリーマンになったばかりのときに知り合い、さんざんあちこち飲み歩いた。私が初めて渡米したときにはマン
ハッタンのアパートでお母さんを呼んでご馳走をつくってくれた。またどんちゃん騒ぎのパーティに連れて行ってくれた。
アメリカ大学の誘致のためアメリカに行くようになってからは東部に行ったときは彼の家に泊めてもらい、その書斎を自由に使わせてもらった。
T. C.: ユダヤ系、アメリカ人。コンサートで話しかけた。東京に住んでおり、何回か家にお邪魔し、議論がとても面白かった。
ちなみにこの頃の私の英語はTOEICで言うと恐らく700点くらいだったと思います。
アメリカで話しかけたか、話しかけられたかで仲良くなった人は数え切れません。面白いことにアメリカでは話しかけられるのもしばしばです。場所は飛行場、
飛行機の中、バー、レストラン、ホテル、遊園地、劇場、プール、公園、教会、カジノ、ジムなど、挙げたらきりがありません。
さてアメリカでは人種差別観を持つ人もいますが、日本人やnon-Americanが好きという人もいます。私がどこのホテルか忘れましたが、プールを見
に行ったら向こうのほうで手招きしている人がいました。そばまで行って日本人とわかったら質問攻め、離してくれません。
特にアメリカ人が興味を持っている日本文化、空手、ヨガ、茶道、カラオケ、ゲーム、いろいろありますが、このようなことがよく話題になります。インテリだ
と政治や経済のことも聞いてきますね。
そのようなわけで人種差別をする人、これは最近のアメリカでは少数派になっていると思いますが、このような人については無視すればいいと思います。筆者の
経験では最近ではほとんどないと思います。特に都会ではないのではないかと思います。
さて最後の会話力です。面白い話をします。以前はプログラマだった人ですが、その人の英語はひどい英語です。文法がメチャクャですべて現在形で話をしま
す。I will send you email.ではなく、I send email you.なんて感じです。
発音は完全に日本人の英語でr, l,
th、すべて発音の常識を無視しています。思い出すと笑い出したくなるくらい酷い英語なのですが、正々堂々臆すことなくアメリカ人を相手にしてしゃべりま
くります。そんな英語ですから、通じないことも多いのですが、通じるまで彼は根気よくしゃべります。ああなると一つのスキルとも言えます。
この人がアメリカでエンジニアと仕事をしたそうですが、想像できますね。アメリカ人と付き合うにはこのくらいの図々しさがないといけません。だって彼らは
もっと図々しいんですから。
最後に会話力ですが、TOEICで800点以上なら十分です。あとは習うより慣れろだと思います。ただしこの読者の方は正確な英語を話さなければ嫌なのか
も知れませんね。でも勉強は続けるとしても、取りあえずは私の友人のように、やったほうが得だと思います。アメリカの田舎に行くと見知らぬ人でも
Helloとか Hiとか挨拶するのが普通です。
暇を持て余しているご婦人だとか、老夫婦につかまったら離してくれません。そのようなところに行って慣れるとか、あるいはホームスティでもしてみるとかの
方法も効果的かも知れませんね。
また何かあったら質問してください。
なお最近、私はmixiでもコミュを主催して情報交換しています。コミュ名は下記の通りです。ご興味のある方はどうぞ参加してください。
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